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2009/07/21

連日の山通い

普通なら 大会1週間前には 練習量を減らしたりするんでしょうが ここ2週間まともに走れていなくて 不安だったので現地である鳥海山に行ってきた。 予報は晴れですが、山は霧につつまれ立っているだけで濡れるほど。 しかし、フルコースを一度も通しで走ったことがなかったので強行する。 全体の30%あたりで、早くも心が折れた。 「足ついちゃう?それとももっと頑張っちゃう?」と自問自答を繰り返す。 だいたい、大会前に現地で追い込んでるやつがいるか?ってことなんだけどネ。 20キロを過ぎたあたりから、急激に足が無くなってくる。 もう歩いた方が早い。 本番だと、俺みたいにフラフラ走ってるやつにぶつからないように 走らなければならないから、余計に疲れるだろう。 などと考えていたら、急激に空腹になってきた。 やばい、今から何か食べてももう間に合わない、ハンガーノックだ。 残り2キロの激坂を登れば終わりなのに・・・。頭もボーッとしてくる。 こんな日に倒れたって霧で誰も発見してくれない。 しょうがないので、いったん自転車を降り、バーをかじる。少し生き返る。 休んでいると、下からマウンテンに乗った女の子がスルスルと登っていく。 とほほ、恥ずかしい。 女の子の後から マウンテンがさらに 登ってくる。 ますます恥ずかしい。 休憩もそこそこに ゴールまで行く事を決断。 ガンガン抜かれる。 「こんにちは」などと声をかけられるが、返答もジェスチャーもできない。 結局、2時間4分でゴール。 本番は、時間制限ギリギリで構わないので、休み休み登ることを決意する。 回収車だけは、阻止せねば。

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