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2010/09/08

ブルべ600終了

2010年9月4日 TripRideブルべ元年

スーパーランドナー(SR)取得を目標に植田さんと

二人でチーム「新宿LOVERS」として参加を重ねてきた。

SRを取得するためには、同一年に

200キロ、300キロ、400キロ、600キロ全てを

完走する必要がある。運よく400キロまでは

完走できた。雨も一滴もふらず、天候にも

コースにも恵まれたおかげだろう。

しかし、今回の600キロは距離も一気に200キロも

伸びたほか、この酷暑の中を走ることになった。

今思えば、晴れ男を返上して、雨でも降れば

よかったのかもしれない。


















※今回足回り全とっかえの植田R3

















※そして今回フロントトリプル化を行いホイール以外全とっかえのC2C


9月3日
午後4時 我孫子駅到着 自転車を組み立て

スタート地点隣の温泉施設で0時の出発を待つ。

以前からブログを拝見していた方も参加するとのこと。

すげーホイールだ。


















※高そうなホイールにブルベってなんだ?ってステッカー貼ってます。


仮眠をするつもりでいたが、なかなか寝付けない。

結局、一睡もせずに受付をすることになった。


















9月4日
午前0時スタート


















ペースはかなり早い。30キロは出ていた。

今回キューシートの印刷サイズを間違え

小さくしてしまった関係で

目をこらさないとコースが読めない状態。

凝視していると、あっという間に集団から

おいていかれる。

走り出してしばらくたったころ

一緒に走っていたはずの植田さんが後ろから消えた。

ちょうど筑波学園都市のあたりだろう。

夏バテで体調不良と言っていたので、心配だ。

学園都市の中は夜は人影を見かけない。

車でイチャイチャしているのを見かけると

「こんな夜中に何やってるんだろ俺」とも

思ってしまう。

イチャイチャしている二人にしてみれば

最初はキラキラライトを光らせた自転車が

数台通り「きれいだね」ぐらいの感じだが

最終的には150台も通るので、ゆっくりイチャつく

ことは出来なかったに違いない。

栃木県警は、集団の後をパトカーでついてきてた。

50キロ走ったところで、休憩。

パンとおにぎりを食べた。

休憩時間がバラバラなため ここから先は

集団になることは少ない。

つまり植田さんが追いつかなければ

550キロを単独で行くことになる。

明け方、PC1に到着。約100キロ走った。

ビンディングが破損しリタイアする人もいれば

仮眠している人もいる。

オレンジジュースを飲んだ。

30分ほど休んで、出ようとしたら植田さんが

到着、相当具合が悪そうだ。

























行動を共にしようかとも思ったが

事前の話し合いで、双方いける時は行こう!と

決めていたので、安全を祈りつつ出た。

前後に参加者はいない。

夜明けの田園地帯は、朝もやがかかり美しい。

















日が出てくるということは、気温が上がってくるので

少し急ぐことにした。

こいでも こいでも 時間も進まないし

距離も伸びない。

完全に気持ちが先走った状態。焦りは事故の元だが

気持ちはなかなか治まらない。

10時ごろ 道の駅で少し休むが

朝からベロンベロンの親父たちの質問攻めに

嫌気がさす。

そこに植田さんからリタイアの知らせが入る。

PC1を出てすぐに、下痢になり倒れたとのこと。

残念だ。そんな気持ちを振り払うように

早々に再スタート。

走り出してすぐに 体調の異変に気づく

頭がボーっとし、フラフラする。

すでに昨夜から水は4リットルは飲んでいるので

脱水症ではないだろう。多分大量の汗のせいで

塩分が不足しているのではないかと

思い、すぐにあった野菜の直売所に逃げ込む。

スタート時も暑かったが、日中はさすがに暑い。

直売所で、赤飯を見つけたので購入。うまい。

















添えてあったぬか漬けと梅干しが

ギリリとしょっぱくて、ちょうどよかった。

塩をもってくればよかったと後悔する。

不測の事態に備えて背負ってきたリュックが

体力を奪っていく・・・。

リュックが5キロ

リアバックが5キロ

自転車(ブルべ仕様)が10キロ

体重が80キロ

うーん 100キロかぁ 重すぎる。

大好物の赤飯で元気が出たので

白川駅近くのPC2を目指す。

ものすごい暑い上に

キューシートが直前に変更され

さらに変更箇所を植田さんが持っているため

道に迷うが、携帯のGPSで検索している間に

熱中症で倒れそうになる。

昼ごろから 抜きつ抜かれつしていた

ランドナー乗りの女性参加者について行き

ようやくPC2についた。時間にして

1時間40分ほど余裕が残っている。

これから猪苗代湖まで登りが待っている





















十分な余裕とは言えないが 頑張れば

次で寝れるはずだ。

40分ほど休んで 登坂した。

斜度6%なんていつもなら、なんてことは

ないのだが、暑さと自重で全く登っていかない

今回フロントトリプル化していなければ

下から上まで歩いていたはずだ。

2度ほど休んで 山を越えた。















眠い、眠い、眠すぎる。

眠い、疲れた、暑い、肩が痛い 

自転車に乗っているのが ものすごく嫌になってきた

途中ブルべスタッフが採れたて野菜をもって

待機してくれていたのでしばし休憩。

きゅうりがうまい。トマトがうまい。

ブルべは身体が極限状態になるので

食べ物が凄くおいしく感じる。

コンビニのおでんなんか、泣けてくるぐらいうまい。

そんだけ弱っているんだろう。

猪苗代湖を後にし、会津若松に入る。

次は温泉付きのPC3だ。

もうすぐだと 思う反面、速度はMax16キロしか出ていない。

平地なのに39T×28Tも回せない。足が終わってる。

顔もずいぶん下を向いたままだ。

16キロだと あと2つの山は越えられないと

悟った瞬間 気持ちが切れた。

全くこげなくなった。

会津若松から喜多方までの10キロを50分かかって

PC3に到着した。

それでも時間は1時間ほど余裕がある。

PC3では大勢が休んでいたが

この状態で山に入っては 遭難してしまうので

「すみません。ここでDNFでお願いします」と宣言した。

ここで俺のSRは断たれた。10月にも埼玉のブルべが

エントリー可能だが これ以上会社を休めない。

残念だ。

あきらめちゃったら 逆に元気になった。

うまいラーメンやを探し喜多方市内を走り回り

安いホテルを探し更に走る。

うまい具合にビジネスホテルに空きがあり

ビデオを見て、就寝。


翌朝、チェックアウトをしていると

背後にチリチリとフリーが回る音がする。

振り返ると全身リキガスの人

聞けば 昨日山に入って行ったそうだ。

しかし、暗闇で永遠につづく登坂に

心が折れ リタイアしたらしい。

山を下りてきたらすでに終電もなく

泊ったとのこと。

他にも何人か リタイアしていたらしく

相模原ナンバーの車がむかえに来ていたとか

熊が出たとか 豪快な話をきけた。

行かなくて良かった。

このリキガスさんは、この後喜多方ラーメンを食べ

国道4号線を柏まで帰って行った。その日の気温39.9度だった。

この人はなんでリタイアしたのだろうか。































※横に置いているリュックサックが今回の敗因かも

2010/08/30

フロントディレーラー調整 セッティングがシビア過ぎです。

田沢湖センチュリーランでのフロントトリプル化のテストも終え

いよいよ 今週末にブルべ600キロがやってきます。

センチュリーランでは 大雨に打たれたので

かなりのオイルが流れ出たし、泥も噛んでいるはず。

遅くなったが、昨日洗車とオイル塗布を行った。

洗車とオイル塗布を終え、走り出すとフロントディレーラーが

アウターに入らない。

センチュリーランでは、驚異のパリッと感で

新車と間違うほどの切れの良さを見せたあの変速は

後影もなく、ただのマシンと化した。

レースでは、かなりの頻度で部品交換を繰り返すが

全交換したいぐらいにフィールが変わってしまった。

昨日は最終調整までもっていけなかったが

後4日であのフィールを取り戻したい。

あのプーリーが奏でるクーという音を取り戻さないと。